どんなことを学ぶの?ABOUT MECHANIC

機械工学類では、機械技術全般から、未来の社会を支えるためのエネルギー消費や材料消費を考慮した機械技術まで幅広く学ぶことができます。

ABOUT MECHANIC

未来を変える学びがある。

機械工学は工学の「核」を成す技術革新の牽引役を担っています.我が国が目指す未来社会を具現化するためのSociety 5.0.サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させ,様々な知識や情報を共有しながら全ての人とモノとをつなげ,温室効果ガス排出の削減や持続可能な産業構造の構築など自然や人間社会との調和を図って顕在化するグローバル化に貢献し,工業・産業の広い分野で活躍できる技術者・研究開発者を育成します.

FOR THE FUTURE SOCIETY

こんなところに、機械工学類

機械工学類は,精密機械,高精度加工,新素材,ロボット工学,航空宇宙工学,応用数理解析,熱流体工学,新エネルギ技術,環境機械,環境計測学,技術倫理など,分野を横断した幅広い内容を学びます.そのため,専門科目から興味が持てる学問を選択でき,高いモチベーションによって高度な専門知識を深化させることが可能です.

  1. 1

    電気自動車
    振動工学,材料工学,加工学,電気回路
  2. 2

    宇宙エレベーター
    設計工学,制御工学,信頼性工学
  3. 3

    風力発電
    流体工学,エネルギー変換工学,メカトロニクス
  4. 4

    空飛ぶ車
    航空宇宙工学,機械材料学,構造解析学

学びの流れ

理工3学類の一括入試を経て、機械工学類に所属したみなさんは、まず工学の基礎について学びます。また、2年次の10月に、機械工学類のなかでコースを選択(機械創造コース、機械数理コース、エネルギ機械コース)します。2年後期から各コースで開講する専門科目で知識を深め、4年次に各研究室へ配属されて卒業研究を行います。卒業研究を行う配属研究室はコースによる制限がありません。

コース紹介

機械工学類では2年次夏に3つのコースから1つを選択していただき、そこからより深い知識を身に着けていきます。ここでは3つのコースそれぞれの特徴をご紹介しています。

COURSE01

機械創造コース

新素材から
生産加工システムへ

機械創造コースでは、新規材料開発、レーザー、光、素材特性などを利用したナノレベルの加工や3次元造形技術の開発、マイクロマシン、ロボットを応用した生産システム、低環境負荷生産システムなどの設計に携わり、従来の概念を超えた革新的な機械を創造できる人材を育成します。そのために、機械工学の基盤分野を広く学び、さらに、次世代加工法や構造/機能性材料など、機械の新たな創造に関連する分野に関して一歩進んだ専門知識とスキルを修得するための教育を行います。

COURSE02

機械数理コース

サイエンスから
機械の知能化・高機能化へ

機械数理コースでは、機械の知能化、高機能化を目的とした計算機援用技法、レーザーや光を用いた先進計測、人工知能応用技術などに携わり、新しい工学分野の開拓に挑戦して斬新なアイディアを意欲的に創成する人材を育成します。そのため数学、物理学など自然科学から積み上げて設計、材料・加工、計測・制御、熱流体などの機械工学基幹分野を修得し、さらにロボット工学、電子工学など先端工学分野を理解するための知識を広く修得する教育を行います。

COURSE03

エネルギー機械コース

新エネルギー技術から
エコテクノロジーへ

エネルギー機械コースでは、新エネルギーの実用化、高効率でクリーンなエンジンの開発、省エネルギーや新しい空調技術の開発など、安全で低環境負荷なエネルギーシステムを実現する機械工学分野を開拓し持続可能社会の構築と発展に貢献する人材を育成します。そのために、機械工学の基礎科目を体系的に学び、さらに、エネルギー機械や環境工学などを理解し、技術の高度化と自然との調和に対応できる専門的能力を身につけるための教育を行います。